アズーわくわく通信
2007年10月号
成功の法則
私が教育の仕事に携わるようになって、18年近くたちますが、中には、思ったように成果があがらない生徒がいます。
理由としては、本人の努力が足りない、運がない(学校や先生との相性が悪い、受験倍率が高かった)など、さまざまですが、本人なりに一生懸命努力をしてきたにも関わらず、成果が出なかった生徒がいるというのも事実です。
そこで、今回は、勉学の成功法則をご紹介したいと思います。
勉学の成功には、まず、「きちんとした目標設定」が条件となります。簡単に言えば、はっきりとした目標がなければ、成功は難しいものです(漠然と、いつか英語をマスターしたいは×です)。それから、目標があっても、今まで何もしていない人が、3日で東大に合格したい、と思っても無理な話です。
そのことを念頭に置いて考えると、勉学の成功には、次のような法則が成り立つことが分かります。「勉学の成功=努力の量×方向性×α」。もっと具体的に説明すると、「努力の量=質×時間」、「方向性=目的に応じた・本人に合った手段(やり方)」「α=本人の情熱(やる気・意欲)、周りの励まし等」となります。
この法則を、英語の学習に置き換えてみると、週に1時間、英語を習い、家庭学習を全くしないと仮定した場合ですと、月に4時間、年間48時間(日数に直すとわずか2日間)の学習しかやらないことになりますので、英語を身につけるのは不可能になってしまいます。また、家庭学習を毎日行っている場合でも、集中力に欠けた状態で、単に作業として行ってしまうと、質が下がり、努力の量も減ってしまいます。
次に、方向性ですが、受験に合格するためだけの勉強をしたい子が、普通の英会話教室に通っても、効果は上がりませんし、本人にあったやり方でなければ、いくら努力をしても、効果は薄くなってしまいます。ただし、本人にとって、正しい方向を見極めるのは簡単ではありませんので、とりあえず、いいと思った方向に進み、間違っていると思ったら、軌道修正するというスタンスが望ましいように思います。
最後にαですが、いくら、方向性が正しく、努力をしていても、本人の情熱(やる気・意欲)がなければ、効果はほとんどゼロになってしまいます。そこで重要になってくるのが、周りの励ましです。成績が伸びる子の裏には、必ず親や先生や友達の温かい笑顔と励ましがあります。人間は叱られてばかりでは、やる気をなくしてしまいます。本人のいいところを見つけ、褒めて励ましてあげることができれば、いくらでも伸びるものです。
勉学の成功にとって、努力や方向性も大事ですが、周りの人が与える影響は、かなり大きなものがあります。

