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アズーわくわく通信

元気なAZOOっ子応援マガジン2006年8月号

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英語の最大の目的って・・・

今話題の英語番組と言えば何でしょう?

某国営放送局では、日本人が英語でしゃべらないといけなくなった時どうすればよいのか、国際化時代の異文化コミュニケーションのあり方を笑いとともに考える番組を放送しています。アナウンサーの松本和也・女優の釈由美子・コメディアンのパトリック・ハーラン(愛称パックン)、それにナビゲーターのジョン・カビラと言った豪華(?)キャストが、毎回多才なゲストを招きながら進行するニュータイプのトークエンターテイメントです。各界で活躍するゲストの方の話は英語の学習以上に刺激的でためになりますし、バックに流れるビートルズの曲が視聴者を英語の世界に誘(いざない)ます。

まさに、英語に対する興味が言葉の壁を乗り越える力を与えてくれるようです。

かつて、元国連事務次長の「明石康(あかしやすし)」さんがこの番組に出演したことがあります。 その中で明石さんが英語でのインタビューに応じるのですが、普段はユニークな英語表現で相手をからかうパックンが、「こんな美しい英語は聞いたことがない」と感激のコメントをしていたのが印象的でした。

明石さんの英語は、発音面などからすれば、立派な日本人英語といって良いように思うのですが、その内容はネイティブをも唸らせる格調高いものであったようです。さすが、50年近く国際社会で活躍された方だけあると、見てるこちらも感銘いたしました。

その明石さんが、国際共通語として機能している英語の実態についてこう指摘しています。「今使われている英語はお国訛りのあるちょっと怪しげな英語です」「しかしながら、ある程度お国なまりの英語の方がそれぞれの国の考え方や感じ方の違いが感じられるので直すべきではない」と。なるほど。難しい外交の第一線に立ち続け、「秋田弁で英語をしゃべる」達人と呼ばれる明石さんならではの聡明さと人間味あふれた指摘と言えます。

先月、日本を震撼させたあの北朝鮮のミサイル発射事件が起き、その非難決議を巡り、国連が脚光を浴びました。その中で、日本、中国、北朝鮮の国連代表のインタビューがマスコミで報じられたのですが、お国なまりの英語のオンパレードといったものでした。各国の代表はノンネイティブがほとんどですので、国際公用語として英語を話してはいますが、あくまで第二言語であってネイティブスピーカーではありません。

総会等の場においても、アナン事務総長をはじめ、各国の代表が堂々とお国なまり丸出しで、英語での演説をしていますが、流暢に話すことよりも、伝えるべき意思が明確であることが国際社会では何より大事であることが分かります。 英語の最大の目的は、まずはこちらの意思を明確に相手に伝えることにあるようです。

 

 

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